極寒での撮影

先週の木曜日ですが、長野県王滝村へ出かけてきました。
ここは、御嶽山噴火の麓にあたるところで、昭和54年にも長野地震でおお大きな被害が出ており、その折に川がせき止められてできた湖があります。
朝の6時ころで外気温がマイナス18度になっておりこれには驚きました。毎年冬にはいきますがここまで、冷え込んだ経験は初めてです。風がないため体は寒くはないのですが、何せ指先が痛いのです。そしてもっと困ったのが三脚が凍り付いて高さ調節に苦労しました。
今年はやはり氷の張り具合が悪く、凍るはずの川が凍っていないのです。しかし結果としては陽が当たり始めると川は一面気嵐(川霧)でとてもドラマチックでよい写真が撮れました。


フロストフラワー(霜華)を小宇宙に見立ててて撮影しました。少し無理があるかも。


動物の足跡です。動物はどんなに寒くても夜間に行動します。映っている影は枝垂れ桜の枝です。