子供さんの歯並びについて

前回は過蓋咬合についてお話ししましたが、過蓋咬合であろうが、前歯のデコボコであろうが結局は舌がしっかりと機能した哺乳ができなかったことが原因と言われています。

お乳を吸うときは上あごと舌の間に乳首をしっかりとくわえて、舌でしっかりとおしつけられ、そして舌は波を打つように動きながらお乳を飲み込むのです。

その結果としてあごの骨は押し付けられるように外のほうに成長していくのです。

そして歯が十分並ぶだけのあごの骨の大きさになっていくのです。

一般的に歯医者さんへ行く理由は虫歯が原因で行くことがほとんどであり、乳幼児のころには受診の機会があまりないと思われます。

妊婦さんは市の行っている妊産婦検診の時にでも歯医者さんで相談されるとよいでしょう。