最近の乳幼児の歯並びについて

コロナウイルスによる自粛で撮影を行っていなかった数か月間です。

これからは、撮影ばかりでなく歯科情報を話してみたいと思います。

私が若いころは、子供の口の中は虫歯だらけの時代でしたが、歯並びの悪い子供さんは少なかった気がします。

それが現代では、虫歯はないが、歯並びの良い子供さんを見つけることが困難な状況なのです。特に過蓋咬合(上の前歯に対して下の前歯が半分以上隠れている状態です。)の子供さんが目立ちます。別の言い方をすれば下の歯列アーチが小さいのです。

先天的原因もあるでしょうが後天的原因には、乳児からの母乳の与え方、離乳食や固形食の開始時期と内容が良くないのです。つまり舌は口唇が正しく使われないような哺乳や食事の仕方に問題があるとされています。

詳細な説明は時間がかかりますのでこの場ではしませんが、心配なお母さんは歯医者さんで一度相談してみてください