「がんばらない」けど「あきらめない」

昨日は診療を午前中で終了し午後より大学医局の関係の記念講演に出席してきました。
演者は、鎌田實氏諏訪中央病院名誉院長、また作家でもある方です。
題目が「がんばらない」けど「あきらめない」です。
40年間地域医療に携わり本当の患者さんに対する医療とは何かを考えながら現在に至っています。
日本チェルノブイリ連帯基金(JCF)を設立し18年間で90回医師団を派遣し約14億円の医薬品を支援しています。現在はイラクへの医療支援も行っており、作家活動、また「がんばらない」レーベルを立ち上げ利益等はすべて医療支援に使われているのです。
氏の著作品はNHKでもドラマ化されています。
温厚で温かみのある、そして含蓄のある話で思わず聞き入ってしまい講演の中で氏は温かい医療が大切だと言っております。
小生も歯科医師として今後どうあるべきかを自問自答していた昨今、答えが見つかったような気がします。
ただ小生も凡人であるが故、本当に実行できるかどうかがはなはだ疑問ではありますが。
鎌田實で検索をし氏のホームページを見てください。活動状況がわかりますので。
ちなみに今朝早朝は三河の野原川へ撮影に行ってきましたが公聴後の翌日に遊んでいるようでは、やはり小生には氏のような考え方はできないのかな?
追伸:11月29日中京テレビ「遠くへ行きたい」(午前7時半放映)に出演されるとのことです。