やってしまった!part2

今日は御嶽山へ初秋の紅葉撮影に行ってきました。
唐松の色づき具合をみがてらの撮影ですが、殆ど色づいていませんでした。それでも空が上手く朝焼けをし、きっと上手く撮影できたと思います。
その後、御嶽山田の原湿原の入り口付近(標高2300mm)の紅葉撮影に移動し予想通り綺麗に色づいていたのですが、問題はそこで2時間くらい撮影中のできごとです。紅葉に近接撮影しようと思い岩場の斜面に登ったのですが、そこで足が少し滑り斜面後方に転げ落ちそうになり、岩場のため頭や体を打たないように必死でこらえ、何とか後方に転げ落ちそうにならずにすんだその瞬間、足が岩場の間にハマり込んだのです。その瞬間、上から一抱えできないくらいの岩が足の上に落ちてきたのです。「痛!」もう身動きできません。この痛さは言葉では表現できません。現場は殆ど人の気配もなくごく稀に車が通過する程度、風も強く体感温度もかなり寒いです。幸い一人だけアマチュアカメラマンがいたため大声で「たすけてー!」と叫び、何とかその人一人の力で脱出できました。もし現場に人の気配がなければひょっとしたら何時間も岩に挟まれた状態だったかも、考えると恐ろしかったです。よく災害でがれきの下敷になっている人の気持ちが判ったような気がしました。幸い骨折もなく何とか家路についたのですが、今年もやはり危険な目にあってしまいました。本当にこれから気をつけなくちゃ。

コンパクトデジカメの撮影のため色は悪いですが、実際には緑と、空のオレンジが綺麗に撮影できている筈です。

開田村を眼下に望みますが、もう少し早ければもっと雲海が出ていたはずです。

負傷直後の足の写真です。この後しっかり腫れました。
怪我した写真を撮るのは冷静なのか?馬鹿なのか?