ネイルアートについて

今日は大学医局の月例懇話会に出席してきましたが、そこで余談でネイルアートの講演をききました。意外にもネイルアートの材料の基本的構造は歯科用の即時重合レジン(義歯用などにも使用)と同じ構造体だそうです。やはり接着には、つめの表面にプライマーを塗ることにより接着効果を高めるのだそうです。
ついでに除去するときは、爪が自然に伸びてきて剥がしやすくなるとのことです。
もうひとつ、歯科材料で抗菌作用という言葉が使われていないのは、口腔内常在菌が数多く存在する中で本当に抗菌作用があるのかどうかを立証するのが困難であることと、また反作用として菌交代現象がおきる可能性もありその結果として常在菌のバランスを崩す可能性もあるので歯科では抗菌作用という言葉が使用できないのだそうです。
そろそろ写真館の風景写真も更新しなければ。うまく撮影できた写真もあるので。